最新システム「高精度放射線治療装置」が稼働
最高の放射線治療を提供する

「放射線」は、目に見えず、匂いもせず、体にあたっても痛みや熱を感じません。ところが、体の表面や奥にある「がん」を治療することができます。

放射線治療は、痛みを伴わないので麻酔もいらず、大きな傷跡を残す事もない体に優しい治療です。

今まで当センターで築いてきた臨床経験と最新の高精度放射線治療システムを融合し、自信を持って高度ながん治療を提供します。“最高の放射線治療”で地域医療に貢献致します。


患者様が安心して治療を受けて頂けるアメニティにも配慮した照射室
最新技術のIMRTが短時間に

複雑な治療プログラムでも、わずか3分以内で正確に照射できる最新IMRT機能(VMAT)を搭載しております。

脊髄や直腸など当てたくない部位を避けて照射する事により、副作用を大幅に減らす事ができます。

最新のIGRT機能を搭載

高精度放射線治療では、毎回正確に放射線を当てる事が必要です。しかし、当てたい場所は、体の中にあります。そこで、毎回の位置ずれを治療装置でCTやX線撮影をし、画像解析後短時間に補正します。

画期的な呼吸性移動対策

放射線治療の永遠のテーマである呼吸性移動のある肺がんや肝臓がん治療においては、毎回照射する前に、4次元CT解析を行い呼吸性移動を考慮した位置補正を行います。また、今後腫瘍の動きに合わせた呼吸同期照射も可能となります。

毎回呼吸移動をしても照射する位置(赤丸)に入っているか動画で確認する事が出来る。

一度に128スライス!! 新しいCT装置を導入しました

CT装置(コンピューター断層撮影装置)の更新により、フィリップス社製128マルチスライスCT(Brilliance iCT SP)が稼働しております。従来のCT装置と比べ低い放射線量でより細かな撮影ができる最新技術が組み込まれており、撮影時間も飛躍的に早くなりました。

◆CT装置初の0.27秒/回転。超高速撮影の時代へ

CT画像は、X線を体の周りを回転させながら照射して体を透過したX線の量を検出。その検出されたデータを計算することによって断層画像を作り出します。この装置は、1回転を0.27秒の高速回転で撮影し1度に128スライス分の画像を瞬時に映し出すことができます。カメラに例えると0.27秒のシャッタースピードで一度に128枚の写真が撮れる優れものです。この装置であれば、同じ姿勢を長く保てない方でも短時間で撮影ができますので負担のない検査が受けられます。また、長く息が止められない方や息が止められない方でも呼吸による動きの影響は高速撮影によって抑えられますので息が止まったかのような良好な画像が提供できます。


動きがない小児の三次元画像動きがない小児の三次元画像
内視鏡を用いない大腸検査。CT コロノグラフィー

CT コロノグラフィー(CTを用いた大腸検査)もできるようになりました。CT コロノグラフィーは、内視鏡を大腸に入れることなく内視鏡で観察したかのように調べることができます。この検査を行うためには、大腸をきれいにする必要がありますので内視鏡検査に準じた前処置が必要になります。検査は、お尻から炭酸ガスを送気し大腸を膨らませながら撮影を行いますが苦痛はありません。一般的な撮影であれば、うつ伏せと仰向けの2方向の撮影で終わりますので、10分程度で終了します。

この検査は、隆起している病変を得意としていることから隆起のない病変の検出を苦手としているため内視鏡検査に代わるものではありませんが、大腸スクリーニング検査としても期待されており、大腸内視鏡検査や注腸X線検査に抵抗のある方にも推奨される信頼の置ける検査です。


大腸の三次元画像

大腸の仮想内視鏡表示
CT検査による被ばくを最大80%まで低減

CT検査にて病変や体の異常を見つけるためには情報量の多い画像が必要ですが、情報量の多い画像は放射線の量に依存すると言われております。 “画質”と “被ばく低減”は、このように相反していることから、この関係を両立することはCT検査の大きな課題になっておりました。しかし、このCT装置は、最新の画像処理技術を用いることによって、従来と同等な画質を担保しながら被ばく線量を平均50%、最大80%まで低減することが可能です。被ばく低減をコンセプトに製造されたこの装置であれば、被ばくの面でも安心して検査を受けていただけます。