肝疾患診療連携拠点病院とは?

厚生労働省による「全国C型肝炎診療懇談会」において、「都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン」がまとめられ、これに基づいて平成19年度から、各都道府県に対して肝疾患に関する専門医療機関、肝疾患診療連携拠点病院の整備を要請するなど、都道府県における肝炎診療に関する診療ネットワーク構築の取り組みが強化されてきました。肝疾患診療連携拠点病院については、

  1. 肝疾患診療に係わる一般的な医療情報の提供
  2. 都道府県内の肝疾患に関する専門医療機関などに関する情報の収集や紹介
  3. 医療従事者や地域住民を対象とした研修会や講演会の開催や、肝疾患に関する相談支援に関する業務
  4. 肝疾患に関する専門医療機関との協議の場の設定

を行うこととし、原則は各都道府県に1カ所を選定することとされていますが、茨城県は医療圏が南北に長距離に広がっていることから、日立総合病院と当院が肝疾患診療連携拠点病院となり、当院は県南、県西および鹿行地区の医療圏を主として担当することになっております。当院の担当する地域においては、当院を含めて28の医療機関が専門医療機関(平成23年1月1日現在)として肝疾患診療にあたっており、当院はそれらの病院の連絡役として協議会を開催し、ネットワーク構築を進めています。

肝疾患診療連携拠点病院の取り組みとしては、通常の肝疾患診療だけでなく、一般の方、患者さん、その家族の方への肝疾患についての知識の普及、啓蒙をはかるために、市民公開講座や肝臓病教室の開催などを行っています。また、肝疾患診療に実際に係わる、かかりつけ医の先生方に対する県主催の講習会を年に1回程度開催し、肝疾患についての知識普及を進めています。また、肝疾患に関する疑問などについての相談にお答えするため、相談支援センターを開設し、専従スタッフが患者さんや家族の方、一般の方からの質問にお答えしています。