茨城医療センター 病院長挨拶

小林正貴 病院長
茨城医療センター
病院長
小林正貴

東京医科大学茨城医療センターは茨城県南の阿見町に開設された病院で、北北西に筑波山を望み、霞ヶ浦のほとりに位置する水と緑にあふれる自然豊かな環境にあります。東京医科大学は昨年開学100周年を迎えましたが、当センターは本学の第二番目の附属病院として、今年開院68年の歴史を持つ総合病院です。当センターの特徴は一言で言うと、先進医療を提供する大学病院であるとともに、地域医療に貢献する地域密着型の総合病院である点です。

当センターは茨城県取手・竜ヶ崎医療圏の基幹病院で、入院ベッドは389床、20診療科を開設しています。2016年の1日平均入院患者数は353名、1日平均外来患者数は843名、全手術件数は3,511件、救急車受入数3,766件の中規模病院です。当センターは、本学の建学の精神である「自主自学」と校是である「正義・友愛・奉仕」のもとに、@診療の質の向上、A福祉と一体化した医療の推進、B地域医療への貢献、C患者さんの快適な環境作り、D「患者さんの権利」に関する病院宣言の尊重の5項目を主眼として診療しています。

総合能力を持つ医師の養成するためには、従来の講座や細分化した診療科という縦割り概念では決して実現することは出来ません。一人一人の希望も取り入れて、満足のいく研修プログラムをもとに研修を行っているのが当センター研修の特徴です。また、他の医療機関との機能強化を図り、独自の教育プログラムを構築し、医師養成をめざす研修医教育を行っています。さらに、当センターは、二次救急指定病院、小児救急(小児救急医療輪番制病院)、周産期救急医療協力病院、茨城県地域がん診療連携拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院に指定されており、教育の上でも質の高い研修指導、そして幅広い患者さんの診療が可能となります。皆で行う総合ER方式をとる救急医療研修も総合臨床能力の養成に大いに役立っています。初期研修医は現在9名で、日夜の診療の中心となって活躍しています。当センターは中規模ながら、大学病院であり地域密着型総合病院だからこそ、診療科さらに部署の垣根を越えて、円滑かつ迅速な充実した臨床研修が出来るものと確信しています。

私たち教職員と一緒に、茨城医療センターに新しい風を吹かせませんか? 医師としての貴重な第一歩である2年間を是非当センターでともに歩みましょう。若き研修医であふれる活気のある病院となりつつある当センターでの研修をお待ちしています。