令和5年度 東京医科大学茨城医療センター 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 186 125 186 279 506 877 1287 2317 1737 494
幅広い年齢層で退院(入院)がありました。
年齢区分別では70歳代の割合が最も多く全体の29.0%を占めています。次いで80歳代が21.7%。
60歳以上の割合が全体の73.0%(70歳以上の割合では全体の56.9%)となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり 59 16.02 13.99 5.08 66.25
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 26 14.50 13.15 0.00 55.08
100040xxxxx01x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病あり - - 23.79 - -
100210xxxxxxxx 低血糖症 - - 6.80 - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - 10.25 - -
2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21ありが59件で最も多く37.6%でした。次いで糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが26件16.6%、糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病あり、低血糖症、その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なしの順でした。

【代謝・内分泌内科より】
糖尿病および内分泌疾患の専門的な診療を行っています。糖尿病学会の教育認定施設で、県内有数の施設です。基礎的研究として合併症(網膜症、腎症)やインスリン抗体に関する検討を行っています。眼科との密接な協力関係のもとに共同研究を行っており、またそれが診療面にも反映されています。総合病院の中で各専門分野とも密着に交流し、各症例毎に全人的診療を、各科の知識を集約して目指しています。地域の糖尿病診療の質の向上のため、近年では院内に留まらず近隣の医療機関とも、定期的なカンファレンスを行うなど積極的な活動を展開しています。さらに甲状腺、副腎疾患を始めとする内分泌疾患についても幅広く診療を行っています。また、糖尿病に関しては、入院・外来ともに、患者教育に力をいれています。患者を中心としたチーム医療を実践するため、月に1回の院内のチーム医療カンファレンスを実施しています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99041x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病あり 31 15.68 13.90 0.00 71.16
0400801499x012 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病ありA-DROP スコア2 20 27.15 18.22 0.00 85.45
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 19 14.84 13.70 0.00 77.63
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 18 23.44 13.59 16.67 74.89
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 16 20.94 18.65 0.00 75.56
肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病ありが31件で最も多く10.3%でした。次いで肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病ありA-DROP スコア2が20件6.6%、慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが19件6.3%、肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なしが18件6.0%、間質性肺炎 手術・処置等2なしが16件5.3%の順でした。

【呼吸器内科より】
2024年4月より診療を外来のみに縮小しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 86 7.88 8.75 3.49 76.60
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 66 2.45 2.61 0.00 66.82
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 45 9.36 8.95 0.00 69.00
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 43 12.74 12.91 2.33 62.26
060335xx99x00x 胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 42 10.36 10.86 2.38 70.24
胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが86件で最も多く8.1%でした。次いで小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が66件6.3%、ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが45件4.3%、アルコール性肝障害が43件4.1%、胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが42件4.0%の順でした。

【消化器内科・消化器外科より】
内科、外科の両診療グループが、外来診療に際しまして一つの外来において診療しています。両グループの医療業務をできるだけ統合し、無駄を省き、医療の迅速化、恒常化、消化器診療のレベルの向上、さらに地域がん診療連携拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院としてとくに消化器がん診療、肝疾患診療のレベルアップを目指すことを目的としています。外来棟2階フロアーで内科、外科が並列し診療をしております。内科、外科の連絡や情報交換など連携がより取りやすくなり、診療の効率化を計っています。腹部超音波装置を配備、また内視鏡センターも隣接しており、緊急検査もスムーズに行っています。消化器内科専門医、消化器外科専門医がより高度な診療レベルと共に、患者さまのQOL(生活の質)を重視し、患者さまに優しい医療を提供すべく、地域医療の発展のために外来を運営してまいります。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 17 8.47 7.19 5.88 61.47
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等24あり 12 18.58 16.97 16.67 59.17
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2なし15歳以上 - - 16.56 - -
010130xx99x4xx 重症筋無力症 手術なし 手術・処置等24あり - - 15.08 - -
010060x2990200 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5 - - 19.02 - -
てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが17件で最も多く14.9%でした。次いで免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等24ありが12件10.5%、脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2なし15歳以上、重症筋無力症 手術なし 手術・処置等24あり、脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5の順でした。

【脳神経内科より】
脳卒中の急性期治療は当科で、慢性期の継続診療はほぼ例外なく近隣医療機関にお願いする病診連携を確立しております。また、病状が安定していれば、多発性硬化症に対するインターフェロン自己注射や変性疾患のフォローもお願いし、必要に応じて適宜当科が対応する体制としております。在宅療養中の神経難病や各種疾患による重度要介護認定者のレスバイト入院にも対応してます。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 37 15.84 11.49 10.81 66.65
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 19 9.68 13.81 0.00 57.05
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 18 8.22 6.44 0.00 56.44
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 10.25 7.57 0.00 55.38
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等21あり 13 24.85 34.07 0.00 64.15
慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なしが37件で最も多く14.4%でした。次いで慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21ありが19件7.4%、慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1ありが18件7.0%、慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが16件6.2%、慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等21ありが13件5.1%の順でした。

慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全の全てのDPCコードの合計は129件50.2%であり、腎臓内科にとって最も多い疾患となっています。

【腎臓内科より】
当科は日本腎臓学会、日本透析医学会、日本アフェレシス学会、日本高血圧学会の認定施設です。専任の指導医・専門医を中心に腎臓病の早期から末期までを包括的に診療しています。腎臓病、特に慢性腎臓病(CKD)は自覚症状があまり出ないことも多く、適切な治療を受けずに末期腎不全に至ってしまう患者さまも多いのが現状です。腎臓病に対する理解を深め、納得して診療を受けていただけるように心掛けています。大学病院としての高度医療と地域に密着したきめ細やかな医療の両面を兼ね備えた診療を目標としています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 56 10.13 9.89 0.00 72.88
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし - - 8.33 - -
040180xx97xxxx 気管支狭窄など気管通過障害 手術あり - - 14.08 - -
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 13.59 - -
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 9.54 - -
肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが56件で最も多く36.4%でした。次いで肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし、気管支狭窄など気管通過障害 手術あり、肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし、気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なしの順でした。

肺の悪性腫瘍の全てのDPCコードの合計は97件63.0%であり、呼吸器外科にとって最も多い疾患となっています。

【呼吸器外科より】
肺癌に対する外科治療(手術)、抗癌剤治療、放射線療法は常に最先端の知見を取り入れて患者様の負担を軽減するよう心がけています。外科手術では、胸腔鏡下手術(VATS)を自然気胸、良性腫瘍、低肺機能の転移性肺腫瘍や末梢型肺癌の手術に導入し肺部分切除や肺葉切除を行っております。小型の肺癌に対しては、低侵襲手術である、完全胸腔鏡下肺葉切除+リンパ節郭清術も積極的に施行しています。胸腔鏡の導入により、手術の負担を軽減し入院期間の短縮を図っています
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 79 5.13 4.55 1.27 72.37
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 6.98 6.87 2.17 60.74
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 35 17.63 15.12 0.00 70.89
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 30 5.90 5.98 0.00 60.23
060035xx010x1x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病あり 26 19.81 24.32 0.00 71.38
鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等が79件で最も多く10.4%でした。次いで胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが46件6.1%、結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なしが35件4.6%、胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等が30件3.9%、結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病ありが26件3.4%の順でした。

【消化器内科・消化器外科より】
内科、外科の両診療グループが、外来診療に際しまして一つの外来において診療しています。両グループの医療業務をできるだけ統合し、無駄を省き、医療の迅速化、恒常化、消化器診療のレベルの向上、さらに地域がん診療連携拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院としてとくに消化器がん診療、肝疾患診療のレベルアップを目指すことを目的としています。外来棟2階フロアーで内科、外科が並列し診療をしております。内科、外科の連絡や情報交換など連携がより取りやすくなり、診療の効率化を計っています。腹部超音波装置を配備、また内視鏡センターも隣接しており、緊急検査もスムーズに行っています。消化器内科専門医、消化器外科専門医がより高度な診療レベルと共に、患者さまのQOL(生活の質)を重視し、患者さまに優しい医療を提供すべく、地域医療の発展のために外来を運営してまいります。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 84 20.52 17.38 3.57 75.87
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 55 4.40 4.26 0.00 68.15
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 39 10.87 11.54 0.00 69.72
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 37 3.51 3.05 5.41 67.19
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 28 10.71 9.77 3.57 77.21
心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外が84件で最も多く17.3%でした。次いで狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし55件11.3%、急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが39件8.0%、狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外が37件7.6%、徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが28件5.8%の順でした。

心不全の全てのDPCコードの合計は145件29.9%であり、循環器内科にとって最も多い分類となっています。

【循環器内科より】
循環器内科は、心臓血管疾患に関わる幅広い診療を行っています。循環器内科では、急性心筋梗塞をはじめとする虚血性心疾患、不整脈、心不全、高血圧症などの心臓病並びに下肢動脈疾患、動脈瘤などに対し、心臓・血管疾患に精通した専門医に加え、専任スタッフが対応いたします。24時間/365日、常に循環器内科医が常駐、緊急を要する虚血性心疾患に対する心臓カテーテル治療等に備えています。入院施設は、一般病棟とともに心臓集中治療室も併設、救急外来と連携を図り速やかな救急診療を行っています。外来診療においては、心臓・血管疾患だけでなく、高血圧症や脂質代謝異常などの生活習慣病の管理・治療にも積極的に取り組み、一次予防、二次予防に関する診療を行うよう心がけています。また当院では、心臓リハビリテーションにも積極的です。心臓疾患の治療後、動脈疾患の術後や慢性心不全などに関しても、心臓リハビリテーション指導士が、運動療法による日常生活の質の向上を目的とした治療を行っており、外来通院でこのリハビリテーション治療を受けて頂くことが可能です。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 45 1.02 2.12 0.00 3.04
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 24 6.29 6.07 4.17 0.00
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 15 6.00 6.37 0.00 3.67
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 12 4.67 5.62 8.33 4.00
050200xx99xxxx 循環器疾患(その他) 手術なし 10 2.00 7.40 0.00 13.10
食物アレルギー 手術・処置等1ありが45件で最も多く29.2%でした。次いで妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なしが24件15.6%、喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが15件9.7%、肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが12件7.8%、循環器疾患(その他) 手術なしが10件6.5%の順でした。

【小児科より】
地域の基幹病院として、一般的な急性疾患の治療から、専門性の高い慢性疾患の診断・治療まで幅広く行っております。専門性の高い疾患に関しては各専門分野の医師が対応し、疾患に対する不安を軽減し、お子様に合わせた医療を提供しております。また、子育ての悩みや不安にも対応すべく、平成30年度より子育て相談外来を設けております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 81 47.14 25.50 16.05 83.64
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 46 45.78 19.34 8.70 78.24
070085xx97xx0x 滑膜炎、腱鞘炎、軟骨などの炎症(上肢以外) 手術あり 定義副傷病なし 22 33.05 12.05 0.00 59.91
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし 20 31.85 15.66 10.00 72.85
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 16 14.00 4.76 0.00 61.38
股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等が81件で最も多く12.8%でした。次いで胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なしが46件7.2%、滑膜炎、腱鞘炎、軟骨などの炎症(上肢以外) 手術あり 定義副傷病なしが22件3.5%、脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なしが20件3.1%、前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なしが16件2.5%の順でした。

股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等の分類は状態が安定してくる(急性期を過ぎる)と転院することが多くなるため、転院率が16.05%と高くなっています。

【整形外科より】
四肢外傷、脊椎疾患、関節疾患と整形外科領域を広く扱っています。患者さまとのコミュニケーションを大切にし、安全で安心できる治療を心がけます。合併症のある方でも複数の科と連携を持ちながら、無理のない安全な治療をめざします。また、手術時には、輸血合併症を予防するために自己血輸血や術中回収血を必要に応じて行っています。 整形外科疾患を脊椎、関節、外傷に分類して各疾患に精通した専門医によって、診断、治療、リハビリを系統的に行うようにします。保存的治療としては薬物、ブロック治療など最善の治療を選択できるようにします。そのほか内視鏡手術も行っています。 
外来、入院を通じてわかりやすい説明を心がけます。地域の基幹病院として、皆様に安心して頼って頂ける病院を目指しています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 45 10.02 9.88 13.33 76.13
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 40 24.05 17.39 27.50 73.28
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 24 2.33 2.95 0.00 68.75
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 23 27.00 19.09 30.43 60.48
010060x2990211 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 18 37.06 17.61 33.33 79.28
頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが45件で最も多く9.5%でした。次いで脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2が40件8.4%、未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なしが24件5.0%、非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしが23件4.8%、脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2が18件3.8%の順でした。

脳梗塞の全てDPCコードの合計は138件29.0%であり、脳神経外科にとって最も多い分類となっています。
平均在院日数は全国平均よりも長くなっているケースは転院先の医療機関の受け入れ態勢(ベッドの空き待ち等)に時間がかかっていることも原因の1つです。脳神経外科は転院率も高くなっています。急性期から慢性期へと患者の状態にあった適切な医療機関での治療を要する場合が多いためです。

【脳神経外科より】
脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、脳腫瘍、先天奇形(水頭症)、特発性正常圧水頭症、頭部打撲をはじめとした頭部外傷、各種頭痛、ギラン・バレー症候群等の神経免疫疾患、パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患、末梢神経疾患など、脳・神経疾患全般について診療を行います。脳梗塞に対する超急性期血栓溶解療法や血管内治療(ステント挿入)、眼瞼・顔面痙攣に対する神経血管減圧術やボトックス治療(ボツリヌス療法)などの特殊療法も実施しています。
頭痛、めまい、もの忘れ(認知症)、手足が動かない・しびれている・ふるえる、歩行障害、視力・視野障害、まぶたや顔面のぴくつき、顔の痛み(三叉神経痛)、等々の症状のある方が対象となります。症状・病態に応じて患者さまを適切に脳神経外科・神経内科・脳血管内治療部門に振り分けさせていただき、密に連携をとりながら協力して診療にあたります。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 56 15.63 12.88 0.00 66.09
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 40 7.70 9.29 0.00 71.03
080190xxxxxxxx 脱毛症 35 4.00 3.31 0.00 37.69
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 11 5.82 7.22 0.00 78.73
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2なし - - 28.98 - -
膿皮症 手術・処置等1なしが56で最も多く24.0%でした。次いで帯状疱疹が40件17.2%、脱毛症35件15.0%、皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なしが11件4.7%、水疱症 手術・処置等2なしの順でした。

10症例に満たない項目は「-(ハイフン)」で表示しています。(厚労省の集計条件に従う)

【皮膚科より】
地域の中核病院として外来入院患者の治療を行っています。当院は各診療科間の交流がスムーズであり、患者さんの病状を多様な視点から検討し治療を行なえる体制が整っていますので、より良い病診連携をめざして難治症例の紹介を積極的に受けています。
紹介患者は比較的重症の症例が多く治療に難渋していますが、乾癬、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎、結節性痒疹、菌状息肉症(皮膚T細胞リンパ腫)、類乾癬などの疾患に対しては全身型narrow band UVB(Waldmann:UV7001B-TL01)照射装置による光線療法を併用し、より良い治療のための選択肢となっています。手・足部分用narrow band UVB(Waldmann:UV181BL-TL01)照射装置2台があるために掌蹠に対して一度に光線療法をすることが出来ます。また、308±2 nmのエキシマランプにより病変部だけに高輝度の光を短時間で照射が出来るVTRAC(ターゲット型UVB照射器)の導入により、上記の疾患で限局した病変やnarrow band UVB療法に反応が良くない病変、特に白斑患者に対して良い結果が得られています。扁平苔癬や円形脱毛症、強皮症などの限局性の病変に対しても効果が得られています。
血管病変や良性皮膚色素性疾患に対しては、レーザー治療装置により治療を行っています。色素レーザーであるVbeam PerfectaとQスイッチアレキサンドライトレーザーであるALEXLAZRにより対応しています。2012年度より尾見兼任教授が予約制で月に1回レーザー外来を担当することになりました。
形成外科と密接な協力体制にあるため、簡単な生検以外の手術例はほとんど形成外科に依頼しています。形成外科と共同で臨床診断、手術方法や病理組織の検討を行いつつ役割を分担し、より適切、効率的な診断、治療を行なうことを目指しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 138 5.19 7.75 0.72 74.51
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 108 2.20 2.44 0.00 70.60
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 77 6.13 6.85 0.00 72.70
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病なし 50 5.08 5.22 0.00 62.68
110080xx9907xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等27あり 47 3.00 4.06 0.00 71.89
前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等が138件で最も多く21.4%でした。次いで前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1ありが108件16.8%、膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なしが77件12.0%、上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病なしが50件7.8%、前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等27ありが47件7.3%の順でした。

前立腺の悪性腫瘍の全てDPCコードの合計は191件29.7%であり、脳神経外科にとって最も多い分類となっています。

【泌尿器科】
泌尿器科では腎がん、膀胱がん、前立腺がんなどの尿路性器悪性腫瘍、前立腺肥大症や尿失禁などの排尿障害、尿路結石、尿路感染症など泌尿器科全般にわたる疾患を治療します。泌尿器科がんの治療では、腎がんの免疫療法や分子標的剤治療、膀胱がんでは尿道からの排尿が可能な人工膀胱造設術(可能である場合)、前立腺がんでは手術、化学療法、放射線治療、小線源療法、超音波治療(HIFU)など最新の治療法も取り入れています。尿路結石治療は最新型の体外衝撃波破砕装置(ESWL)をはじめレーザーや圧搾空気を用いた砕石器による内視鏡的結石破砕も行っており、低侵襲でQOL(人生の質)を維持する医療を心がけています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 23 9.61 9.34 0.00 32.78
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし 14 3.07 2.96 0.00 46.93
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 12 9.33 9.23 0.00 48.00
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 11 9.09 9.68 0.00 45.45
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし 10 11.50 11.76 0.00 63.90
胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等が23件で最も多く12.2%でした。次いで子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なしが14件7.4%、子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等が12件6.3%、卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等が11件5.8%、卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なしが10件5.3%の順でした。

【産婦人科より】
産婦人科では、地域の皆様に安心して受診して頂ける様、産科医療、婦人科医療の両方において、最新の情報に基づき最善と考えられる医療を提供させて頂いています。産科では、分娩される患者さまは原則として個室での対応となっています。分娩は妊婦さんにとってもご家族にとっても、人生における非常に大切なイベントですが、順調に進行していた分娩であっても、ある瞬間からいきなり大変危険な状態にも変わりうる、危険と隣り合わせの状況でもあります。当科では、安全な分娩を第一に考え、小児科や関連する各科との連携を重視し対応しています。
婦人科では、子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮内膜症などの良性疾患に対しては、患者さまの負担を少なくする目的で、可能な限り腹腔鏡下手術を行っています。悪性腫瘍については、婦人科悪性腫瘍を専門とする医師が、がん検診時の細胞診異常から、進行した重篤な婦人科がんの患者さままで、最新のエビデンスに基づいた対応を行っております。また、緩和医療にも力を入れており、たとえ、がんが進行し治療法がない状況であっても、苦痛から解放され、残された時間を人間らしく明るく充実してお過ごし頂ける様、病棟の全スタッフが一丸となって関わらせて頂いています。婦人科の悪性腫瘍に関しては、どのような内容であっても対応させて頂きますので、安心してご相談ください。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 366 1.95 2.54 0.27 74.59
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 103 3.01 4.46 0.00 77.77
020210xx01x0xx 網膜血管閉塞症 増殖性硝子体網膜症手術 手術・処置等2なし 51 7.08 8.60 0.00 59.76
020200xx9700xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 50 2.44 5.71 0.00 66.10
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 50 4.66 5.67 0.00 69.98
白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼が366件で最も多く44.4%でした。次いで白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼が103件12.5%、網膜血管閉塞症 増殖性硝子体網膜症手術 手術・処置等2なしが51件6.2%、黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし、黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なしがそれぞれ50件6.1%の順でした。上位5位すべての平均在院日数は全国平均よりも短くなっています。

【眼科より】
当科では眼のご病気でお困りの方々に対して、最高水準の医療と患者さま中心の安心できる医療サービスを提供することを目標に日々努力しております。加齢黄斑変性症に対する光線力学的療法(PDT)認定医が最先端の三次元画像解析装置を駆使して診療を行っています。病床数は30床以上を確保し、連日手術を行っておりますので、待機日数は短く、緊急疾患は即日入院が可能です。白内障手術は日帰り手術または短期入院手術が選択可能です。総合病院の特徴をいかし、御高齢の患者さまや全身状態の悪い患者さまも安心して治療を受けることができます。また、糖尿病網膜症、網膜剥離、網膜静脈閉塞症、黄斑円孔、黄斑上膜、黄斑浮腫などの対する難易度の高い硝子体手術を数多く行っておりますのが私たちの特色であり、糖尿病の患者さまに関しましては代謝・内分泌内科と連携をとり万全の体制で治療を行っておりますのでご安心ください。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 75 7.23 6.02 0.00 52.23
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 40 8.75 7.53 0.00 14.75
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 25 6.36 5.51 0.00 40.64
030320xxxxxxxx 鼻中隔弯曲症 25 6.48 5.80 0.00 40.00
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 16 8.75 8.37 0.00 35.31
慢性副鼻腔炎が75件で最も多く23.4%でした。次いで扁桃、アデノイドの慢性疾患が40件12.5%、扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし、鼻中隔弯曲症がそれぞれ25件7.8%、扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術ありが16件5.0%の順でした。

【耳鼻咽喉科より】
耳鼻咽喉科が担当する疾患は、扁桃炎やアレルギー性鼻炎のようによく知られているものから、手術が必要な中耳炎や副鼻腔炎、頭頸部がん、そしてめまいなど多岐にわたります。鼻副鼻腔疾患に対する手術は内視鏡手術を中心に行っています。重度のアレルギー性鼻炎には鼻粘膜焼灼術や減感作治療を行います。患者様の不安な気持ちを常に考え、患者様のQOL(quality of life)を重視した治療を心がけています。さらに睡眠時無呼吸症候群の診断・治療や、頭頸部腫瘍の早期診断に取り組んでいます。
2024年1月診療より外来診療のみとなります。
乳腺科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 44 2.80 3.51 0.00 59.68
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 39 5.90 5.64 0.00 54.41
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 32 8.44 9.88 0.00 61.50
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 13 7.38 9.69 7.69 65.23
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 6.59 - -
乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なしが44件で最も多く25.4%でした。次いで乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)が39件22.5%、乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なしが32件18.5%、乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なしが13件7.5%、乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なしの順でした。

乳房の悪性腫瘍の全てのDPCコードの合計161件93.1%であり、乳腺外科にとって最も多い疾患となっています。

10症例に満たない項目は「-(ハイフン)」で表示しています。(厚労省の集計条件に従う)

【乳腺科より】
≪外科治療(手術)≫
がんの大きさ・広がりを考慮し、乳房切除術or部分切除術を決定します。乳房全摘の場合は、乳房再建(人工物、自家組織)も積極的に行っており整容性にも最大限配慮しています。過去に乳房切除術を受けた方も乳房再建は可能です。また、手術前の診断でリンパ節転移が認められない方にはセンチネルリンパ節生検を適応して不要なリンパ節郭清(全て取る手術)を避けています。
≪薬物療法≫
現在乳がん治療には欠かせない治療となっており、殆どの方に適応となります。がんの性格に合わせた個別化治療を行い、化学療法・内分泌療法・分子標的治療を必要に応じ組み合わせ使用しています。手術の前に化学療法を行う術前化学療法や、手術後の再発予防治療はガイドラインに沿った標準治療を提供しています。またセカンドオピニオンも行いますのでお気軽に御相談下さい。
内科(睡眠)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 42 2.00 2.03 0.00 54.57
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.52 - -
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 7.19 - -
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし - - 5.51 - -
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし - - 4.73 - -
【内科(睡眠)より】
北関東圏内および茨城県における初の専門施設として平成14年に睡眠呼吸障害センターを開設しました。外来診療においては内科的診察、耳鼻科医による鼻咽腔内視鏡検査、鼻腔通気度、セファログラムなどの検査、歯科口腔外科医による口腔内の診療を行い、睡眠時無呼吸症候群の原因診断と治療を行います。外来でも簡易型睡眠呼吸検査、パルスオキシメトリー検査などを行うこともできますが、睡眠時無呼吸症候群の確定診断のためには1泊2日の入院で終夜睡眠ポリグラフ(PSG)による精密検査が必要になります。当院では総合病院の特色を生かし、内科医、耳鼻科医、歯科口腔外科医、専門技師が協力したクオリティの高い睡眠呼吸障害の医療を提供できるように努力しています。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 69 27.12 20.60 42.03 80.72
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 58 23.53 13.52 10.34 78.60
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 21 20.67 20.03 0.00 86.62
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 19 25.21 17.38 15.79 89.00
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 16 3.81 4.73 0.00 68.88
誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なしが69件で最も多く12.4%でした。次いで腎臓又は尿路の感染症 手術なしが58件10.4%、敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なしが21件3.8%、心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外19件3.4%、前庭機能障害 手術なしが16件2.9%の順でした。

【総合診療科より】
1.急性期外来診療
熱が出た、お腹が痛いなど、急に体調が悪くなった際はご相談ください。当院に受診されたことがなくても、また紹介状がなくても、予約なくお気軽にご相談いただける医療を目指します。
2.急性期入院診療
感染症(尿路感染症など)や原因不明の病気、加齢に関連する病気(誤嚥性肺炎など)で入院加療が必要な際は、当科にて治療を行います。
3.地域医療
もう少しリハビリしたら家に帰れられる、家の介護の状況が整うまでもう少し入院していたい、そのような場合は地域包括ケア病棟のご利用をご検討ください。
ご自身やご家族がお家に帰る準備するための入院も、総合診療科は地域包括ケア病棟で担ってまいります。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 31 - - - 38 54 1 7
大腸癌 30 10 - 11 102 83 1 7
乳癌 14 42 27 21 56 14 1 7,8
肺癌 31 - - - 26 122 1 7,8
肝癌 - - - - 23 56 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【初発の5大がんのUICC病期分類ならびに再発患者数の集計方法と定義について】

5大癌とは、胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌のことを指しています。

集計期間に入院治療を行なった患者さんについて、初発(患者)は病期分類ごとに集計し、再発(患者)は期間内の実患者数を示しています。
当院においてがんの診断・初回治療を行った場合を「初発」とし、初回治療以降の継続治療を行った場合を「再発」としています。

UICC病期分類(注1)のTNM分類(注2)と癌取扱い規約に基づくがんのStage分類から算出しています。
10症例に満たない項目は「-(ハイフン)」で表示しています。(厚労省の集計条件に従う)


(注1)UICCとは
UICCはラテン語のUnio Internationalis Contra Cancrumnoの頭文字で国際対がん連合のこと
引用元:UICC(国際対がん連合)日本委員会HPより

(注2)TNMとは
TNMの3つの構成要素の評価に基づいて、病変の解剖学的広がりの範囲のこと
 T:原発腫瘍の広がりの評価
 N:所属リンパ節への転移の有無と広がりの評価
 M:遠隔転移の有無の評価
病期分類Stage0~StageⅣは、これらを組み合わせてまとめたものです。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 104 25.80 79.06
重症 16 25.00 85.81
超重症 - - -
不明 - - -
【対象患者】
入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名のICD10コード(注)がJ13$~J18$で始まる症例

(注)ICD10コードとは「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Classification of Diseases and Related health problem(以下「ICD10」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類法です。

【用語に対する説明】
成人:15歳以上の男女
市中肺炎:通常の社会生活の中で発生した肺炎です。通常、インフルエンザによる肺炎も含めますが、今回は除外して算出することになっているため入っておりません。
肺炎の重症度:成人市中肺炎診療ガイドライン 日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」に基づいて判定しています。
★重症度の判定に使用している指標
1.男性70歳以上、女性75歳以上
2.BUN:21mg/dL または脱水あり
3.SpO2:90%以下(PaO2:60Torr以下)
4.意識障害
5.血圧(収縮期)90mmHg以下

 ※1項目該当すれば1点で加点する方式。重症度が軽い状態が0、最も高い状態が5となります。
  軽症の場合は、年齢層が幅広く罹患するため平均年齢は比較的若い傾向があり、平均在院日数も短くなっています。
  重症度が1以上になると、平均年齢が上がり、平均在院日数も延び、治療に日数が必要になることが見られます。
  重症度が4以上になると、平均年齢が80代に上がり、高齢になると重症化しやすい傾向がみられます。
  高齢者が肺炎に罹患するリスクを減らし、健康管理、体力作りが重要であることがわかります。

10症例に満たない項目は「-(ハイフン)」で表示しています。 (厚労省の集計条件に従う)
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 163 23.90 76.31 30.51
その他 14 18.57 71.36 0.56
【対象患者】最も医療資源を投入した傷病名のICD10コード(注)がG45$、G46$、I63$、I65$、I66$、I675、I679で始まる症例

注)ICD10コードとは「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Classification of Diseases and Related health problem(以下「ICD10」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類法です。
G45$:一過性脳虚血発作
G46$:大脳動脈症候群など
I63$:脳実質外動脈及び脳動脈に、血栓、塞栓、閉塞または狭窄によって脳梗塞を発症した症例
I65$:脳実質外動脈が閉塞、狭窄しているが、脳梗塞は発症していないケース 内頚動脈狭窄症、内頚動脈閉塞症など
I66$:脳動脈の閉塞および狭窄はあるが、脳梗塞は発症していないケース  大脳動脈狭窄症、ワレンベルグ症候群など
I675:もやもや病
I679:脳血管障害


令和5年度において、「脳梗塞」と診断された患者さんの約92.1%は発症後3日以内でした。
脳梗塞と診断された患者名の平均年齢は74歳でした。また、脳梗塞の急性期治療を終了した患者さんのうち69.49%は自宅等へ退院されていますが、残りの30.51%は他医療機関等へ転院しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 62 2.27 42.03 16.13 81.52
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 32 1.84 10.91 0.00 62.91
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 31 3.00 45.58 6.45 81.52
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 28 2.07 59.68 0.00 70.00
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿 25 0.96 3.64 0.00 46.24
手術件数の合計485件のうち、K0461骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿が62件で最も多く12.8%、次いでK0462骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨が32件6.6%、K0811人工骨頭挿入術 肩、股が31件6.4%、K0821人工関節置換術 肩、股、膝が28件5.8%、K0483骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿が25件5.2%の順となっている。
全体の手術件数のうち骨折観血的手術が19.4%、人工関節の手術が12.2%となっている。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 51 1.90 12.45 17.65 78.33
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 25 8.24 36.28 12.00 64.80
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 16 2.06 23.56 12.50 63.13
K1781 脳血管内手術 1箇所 15 0.73 30.73 20.00 63.60
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 脳内のもの 12 0.08 94.67 75.00 69.33
手術件数の合計197件のうち、K164-2慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が51件で最も多く25.9%、次いでK1692頭蓋内腫瘍摘出術 その他のものが25件12.7%、K1771脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所が16件8.1%、K1781脳血管内手術 1箇所が15件7.6%、K1643頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 脳内のものが12件6.1%の順となっている。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 27 1.78 10.52 0.00 73.48
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 17 1.65 7.18 0.00 74.18
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 - - - - -
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) - - - - -
K508 気管支狭窄拡張術(気管支鏡によるもの) - - - - -
手術件数の合計93件のうち、K514-23胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるものが27件で最も多く29.0%、次いでK514-21胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除が17件18.3%、K514-22胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除、K5131胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)、K508気管支狭窄拡張術(気管支鏡によるもの)の順となっている。

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産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 21 2.62 6.29 0.00 32.90
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 16 2.63 6.56 0.00 32.81
K877 子宮全摘術 13 1.15 8.15 0.00 53.38
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 開腹によるもの 12 0.75 11.67 0.00 47.92
K867-3 子宮頸部摘出術(腟部切断術を含む。) 10 1.00 1.10 0.00 44.40
手術件数の合計128件のうち、K8982帝王切開術 選択帝王切開が21件で最も多く16.4%となっている。次いでK8981帝王切開術 緊急帝王切開が16件12.5%、K877子宮全摘術が13件10.2%、K8881子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 開腹によるものが12件9.4%、K867-3子宮頸部摘出術(腟部切断術を含む。)が10件7.8%の順となっている。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 453 0.27 0.90 0.22 75.31
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 108 0.56 3.31 0.93 68.49
K281 増殖性硝子体網膜症手術 73 0.53 5.97 2.74 57.45
K2762 網膜光凝固術 その他特殊なもの(一連につき) 33 0.03 0.03 0.00 63.09
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの 27 1.33 4.07 0.00 72.96
手術件数の合計835件のうち、K2821ロ水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のものが453件と最も多く54.3%、次いでK2801硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むものが108件12.9%、K281増殖性硝子体網膜症手術が73件8.7%、K2762網膜光凝固術 その他特殊なもの(一連につき)33件4.0%、K2802硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のものが26件2.1%の順となっている。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 60 0.98 6.88 0.00 20.08
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術) 44 1.00 5.36 0.00 54.59
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 33 1.00 5.27 0.00 49.27
K347-5 内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術) 29 1.00 4.45 0.00 39.34
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 13 0.23 5.69 0.00 40.15
手術件数の合計237件のうち、K3772口蓋扁桃手術 摘出が60件で最も多く25.3%、次いでK340-6内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術)が44件18.6%、K340-5内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)が33件13.9%、K347-5内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術)が29件12.2%、K368扁桃周囲膿瘍切開術が13件5.5%の順となっている。
内視鏡下鼻・副鼻腔手術は3型・4型を合わせて77件32.5%実施している。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術・蒸散術 ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの 124 0.99 3.15 0.81 74.67
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 その他のもの 66 1.26 3.92 0.00 73.12
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 36 1.33 2.69 0.00 62.47
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 21 0.95 5.38 0.00 63.33
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術 18 1.59 10.67 0.00 73.22
手術件数の合計398件のうち、K841-21経尿道的レーザー前立腺切除術・蒸散術 ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるものが124件で最も多く31.2%、次いでK8036ロ膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 その他のものが66件16.6%、K7811経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるものが36件9.0%、K783-2経尿道的尿管ステント留置術が21件5.3%、K773腎(尿管)悪性腫瘍手術が18件4.5%の順となっている。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 13 0.15 4.08 0.00 78.38
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm以上4cm未満 - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6cm以上12cm未満 - - - - -
K013-21 全層植皮術 25c㎡未満 - - - - -
K013-22 全層植皮術 25c㎡以上100c㎡未満 - - - - -
手術件数の合計40件のうち、K0072皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除が13件で最も多く32.5%、次いでK0052皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm以上4cm未満、 K0063皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6cm以上12cm未満、K013-21全層植皮術 25c㎡未満、K013-22全層植皮術 25c㎡以上100c㎡未満の順となっている。

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循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 53 3.98 2.98 0.00 70.11
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 34 0.00 14.03 2.94 69.41
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 21 0.00 9.81 0.00 68.76
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 21 5.67 15.14 9.52 78.33
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 20 1.35 4.60 10.00 75.95
手術件数の合計200件のうち、K5493経皮的冠動脈ステント留置術 その他のものが53件で最も多く26.5%、次いでK5491経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するものが34件17.0%、K5492経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの、K5972ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合がそれぞれ21件10.5%、K616四肢の血管拡張術・血栓除去術が20件10.0%の順となっている。

経皮的冠動脈ステント留置術や経皮的冠動脈形成術等のPCI(冠動脈インターベンション(心臓カテーテル治療))の件数は108件54.0%であった。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 34 4.97 11.06 0.00 60.59
K386 気管切開術 - - - - -
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 - - - - -
手術件数の合計58件のうち、K6121イ末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なものが34件で最も多く58.6%、次いでK386気管切開術、K616-41経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回、K654内視鏡的消化管止血術、K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満の順となっている。

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消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 119 2.50 11.27 5.88 79.17
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 72 2.21 2.32 1.39 67.01
K654 内視鏡的消化管止血術 55 2.33 11.42 5.45 72.64
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上 27 0.00 2.44 0.00 69.93
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 24 1.71 5.75 4.17 72.38
手術件数の合計449件のうち、K688内視鏡的胆道ステント留置術が119件で最も多く26.5%、次いでK7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満が72件16.0%、K654内視鏡的消化管止血術が55件12.2%、K7212内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上が27件6.0%、K6871内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのものが24件5.3%の順となっている。

消化器内科での手術は内視鏡的手術が主である。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 82 1.18 4.30 1.22 61.07
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 52 1.10 3.60 0.00 69.94
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 41 4.17 14.27 0.00 69.98
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 31 3.13 5.97 3.23 68.87
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術 低位前方切除術 28 2.00 16.86 3.57 72.04
手術件数の合計584件のうち、K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術が82件で最も多く14.0%、次いでK634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)が52件8.9%、K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術が41件7.0%、K6113抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合が31件5.3%、K740-22腹腔鏡下直腸切除・切断術 低位前方切除術が28件4.8%の順となっている。

上部消化管、下部消化管、肝胆膵の手術や内視鏡下手術等も行っている。
乳腺科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 30 0.97 3.47 0.00 53.73
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの 11 1.00 6.73 0.00 61.91
K016 動脈(皮)弁術 、筋(皮)弁術 - - - - -
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。)) - - - - -
手術件数の合計82件のうち、K4762乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)が30件で最も多く36.6%、次いでK4765乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないものが11件13.4%、K016動脈(皮)弁術、筋(皮)弁術、K4763乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)、K4764乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))の順となっている。

乳腺悪性腫瘍手術の件数は62件75.6%だった。

10症例に満たない項目は「-(ハイフン)」で表示しています。(厚労省の集計条件に従う)
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 20 0.25
異なる - -
180010 敗血症 同一 62 0.78
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 32 0.40
異なる - -
この表における発生率とは、上記のICD10が「最も医療資源を投入した傷病名」として選択され、そのICD10に基づいたDPCコードが付与された症例数を集計したものを全体の症例数で除することで計算された率であり、実際の合併症発生率とは異なっています。

■項目の説明

入院契機と同一の場合:入院の契機となった傷病名と医療資源最傷病名が同じ方の件数です。

入院契機と異なる場合:他の傷病名の治療で入院し、その後発症し、医療資源最傷病名として選択した方の件数です。

播種性血管内血液凝固症候群(DIC):敗血症などが原因で、小さな血栓が全身の血管で発生する疾患で、厚生労働省DIC基準に
よるDICスコアの値、原疾患に対する治療内容、検査結果を提出することになっています。

手術・術後の合併症:手術創開離、術後感染、人工関節挿入術後の人工膝関節、股関節の感染、白内障手術後の眼内レンズ偏位や亜脱臼、透析シャント閉塞、移植後人工血管感染、アナフィラキシーショック等が主な内容になります。

10症例に満たない項目は「-(ハイフン)」で表示しています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
612 505 82.52
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率は82.52%となっています。

周術期の肺血栓塞栓症の予防行為の実施は、発生率を下げることにつながります。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
2170 1585 73.04
血液培養2セット実施率は73.04%となっています。

血液培養は 1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2 セット以上行うことが推奨されています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
612 505 82.52
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率は82.52%となっています。

近年、新たな抗菌薬耐性菌が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。
更新履歴
2024.9
新規作成