よくあるご質問
耳鼻咽喉科
▶小児の耳鼻咽喉科疾患に関する質問
▶成人の耳鼻咽喉科疾患に関する質問
▶小児の耳鼻咽喉科疾患に関する質問
滲出性中耳炎とはどのような病気なのですか?
どのような症状が出るのでしょうか?
子供の滲出性中耳炎をはやくみつけるにはどうしたら良いでしょうか?
よく耳をさわる。
よくカゼをひき、おこりっぽく、気げんが悪い。
うしろから呼んでも返事をしない。
テレビの音を大きくする。
言ったことを聞き返す。
落ち着きがない。
どのような子供が滲出性中耳炎にかかってしまうのでしょうか?
また、鼻から耳に空気を通す(耳管通気)治療もあります。耳管通気だけで治る場合は必ずしも鼓膜切開の必要はありません。
逆に鼓膜切開をしても病気が治らずに繰り返してしまうときは、鼓膜に開けた穴にチューブをはめこみます。チューブは最低数ヶ月間はいれておきます。
このほか、蓄膿症(慢性副鼻腔炎)やアレルギー性鼻炎、アデノイド肥大がある場合、これらの治療も必要です。
慢性副鼻腔炎はどのように治療しますか?
また、鼻の症状をおさえたりするためのクスリをのんだりします。
アデノイド肥大がある場合は?
滲出性中耳炎ですぐに手術が必要でしょうか?
のどをはらすことが多いのですが?
このような場合、習慣性扁桃炎が疑われます。これは口の奥にある口蓋扁桃腺が繰り返し感染を引き起こすものです。反復する場合、全身に影響が出てくることもあり、検査をふまえて手術することが望ましいとされています。
扁桃腺をとるのはどのような手術ですか?
また、お子さんで滲出性中耳炎を合併している場合にアデノイドの切除や鼓膜チューブ挿入を同時に行うこともあります。
よく鼻血がでるのですが?
出血点が鼻の奥のほうだったり、血圧が高い方などは、圧迫するだけでは止まらないことがありますので、早めに耳鼻いんこう科を受診しましょう。また、くりかえして多量の鼻出血を起こす場合、血が止まりにくくなる病気が潜んでいることもあります。やはり耳鼻いんこう科で検査をうけてみることをおすすめします。
▶成人の耳鼻咽喉科疾患に関する質問
毎年春になると花粉症がひどく、以前近医で飲み薬などで治療しましたがなかなか症状が治まらず困っています。何か良い治療法はありますか?
まずは耳鼻咽喉科の専門医を受診し、原因となっている花粉や症状の程度などをしっか り検査してもらって下さい。内服治療は原因花粉の飛散が始まってからではすぐに効果がでないこともありますので、早めに受診することが大切です。保存的な治療を十分しても難治の人には、レ-ザ-光線で鼻粘膜を焼灼する日帰り手術などもあり、有効率は 60~70%です。
蓄膿症は治らないのでしょうか?
蓄膿症=慢性副鼻腔炎は体質的なもので治りにくい、治療をしても再発し易いとお考えのかたがおられるようです。しかし,実際は内服,吸入(ネブライザ-)治療、手術などにより7~8割のかたがよくなられます。最近は内視鏡を使用した鼻内手術も普及しつつあり、安全度、治癒率も向上しています。
夜間にいびきが大きく息が止まることがあると家族に言われています。放っておいて大丈夫でしょうか?
突発性難聴とはどういう病気ですか?
治療は薬物治療(ステロイドホルモン剤、ビタミン剤など)が一般的でその他高気圧酸素治療や神経ブロック治療も効果が認められています。発症して時間が経過すると治癒率が低くなるので早めの受診をお勧めします。
聞こえが悪いため会話がよくわかりません。
補聴器をつくろうかと思いますが、どのようなものが良いのですか?
補聴器を選ぶ際には、音が割れたり響いたりしないか、使いやすさ、装着感などを良く検討しましょう。また補聴器を快適に使用するにはこまめな調整が必要です。購入後調整を十分にしてもらえるお店を選ぶことも大切です。
以上の点より、補聴器外来を開設している病院で、専門医の診断のもと、補聴器を作ることをおすすめします。当院補聴器外来では、補聴器の試し聞き期間を設け、日常生活で実際に試してから購入できる方式をとっております。お気軽にご相談ください(要予約)。