私たちは患者さんの権利を尊重します。
 

1. 安全で適切な医療を受ける権利
2. 人権を尊重される権利
3. プライバシーを尊重される権利
4. 診察に関する説明をうける権利
5. 医療行為を選択する権利

良い医療を実現するために、以下のことをお願いします。
 

1. ご自分の病状に関することを詳しく正確にお話し下さい。
2. ご自分の治療に関する希望あるいは希望しない事があればお話ください。
3. ご自身の病気・治療で分からない事があれば納得できるまでお聞きください。
4. 治療などで不安や異常を感じましたら、すぐにお知らせください。
5. 他の患者さんのご迷惑にならないように、ご配慮ください。
6. 教育・研究施設として学生の臨床教育実習を行っておりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

待っている次の患者さんのために

 
当院は急性期医療を担う地域の中核病院です。
当院には、救急車で搬送される患者さん、緊急に入院の必要な患者さん、他の医療機関からのご紹介で手術や精密な検査を行う患者さんが多数来られます。当院は、このような重症の患者さんを迅速に受け入れ、特に緊急の治療が必要な疾患に対し、その症状が激しい時期の治療（急性期医療）を行っています。
このような重症患者さんを直ちに受け入れるには、日頃から入院用の空きベッドを準備しなければなりません。このため、入院時より退院に向けた支援を行い、急性期の治療に目途のついた患者さんには、ご自宅や地域の医療機関で療養を継続いただき、新たに急性期の治療が必要な患者さんに入院ベッドを提供するという方針をとっています。
当院で専門的な医療が終了し、症状が安定した患者さんには、その後の容態により、「療養病床」「回復期リハビリ病棟」などを有する病院に転院をお願いいたします。転院時には、適切な医療機関をご紹介させていただきます。
同様に、外来患者さんにつきましても、病状が安定されましたら、お近くの医院をご紹介させていただきます。かかりつけ医のご紹介があれば当院で診察いたします。
何卒ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。

当院は、患者さんのプライバシーまたは、プライベート空間が保たれるように患者・家族の意向をしっかりと把握し療養環境を整えられるように努力しています。入院中に疑問・質問があればスタッフへお尋ねください。
安全上、病室入口に名前を明示しております。明示をご希望されない場合は、個人情報保護の手続きが必要となります。ご不明な点は、看護師にご確認ください。

プライバシー保護のため病院の許可なく院内での写真や動画の撮影、録音はご遠慮ください。
また、病状説明時に検査データやPC画面を撮影されることもお断りしております。ご希望される方は診療情報録開示手続きが必要となりますので、患者相談窓口または総務課にて対応しております。

患者さんとそのご家族へ　医師の負担軽減・労働時間短縮のためのお願い

 
医師の長時間労働に伴う健康被害や医療の質低下の問題などから、現在、とりわけ政府によって「医師の働き方改革」が推進されております。患者さんへ提供する医療の質と安全を確保する観点から、医師が疲弊せずに働けるよう、医師の負担軽減と労働時間短縮に向けて、当院では以下のような取り組みを行なっております。
① 緊急でない患者さんの病状説明などは、原則平日の診療時間内（午前8時30
分～午後4時30分）に行います。
上記の時間帯外での説明を求められてもお断りする場合があります。
緊急時や病状の急変時などに医師が必要と判断した場合はこの限りではありません。
② 入院診療におけるグループ診療制を導入しています
休日や平日夜間の診療については、主治医に代わり当直医や当番医師が責任を持って対応いたします。

何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

• もしものときのために
• 患者さんの権利・願い
• 私の人生シート
• 私の願いごとシート