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中央手術部

特色

場所

東館3階に位置し7室の手術室があります。そのうち2室はバイオクリーンルームとなっています。バイオクリーンルームは、整形外科手術(人工関節・椎弓形成術・脊椎固定術等)、脳神経外科(脳動脈瘤クリッピング術・脳腫瘍摘出術等)、の手術に使用する部屋となっております。

利用診療科

外科(消化器)、呼吸器外科、整形外科、脳神経外科、眼科、産婦人科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、歯科口腔外科、形成外科、外科(乳腺)、内科(腎臓)の12科で手術室を利用しています。
師長1名 主任1名 看護助手1名 スタッフ:計33名
 

スタッフ紹介

私たちは、患者様が安全・安楽に手術を終えることを目標に、また、患者様の不安を緩和し、プライバシーの保護等の役割を果たすことができるよう手術に臨んでおります。

部長・准教授 柳田 国夫

  • 日本集中治療医学会専門医
  • 麻酔標榜医
  • 日本麻酔科学会麻酔指導医
  • 日本救急医学会救急科専門医
  • ICD制度協議会ICD認定医

・麻酔科医

 

科長・教授 室園 美智博

  • 日本麻酔科学会 専門医・指導医
  • ペインクリニック学会 専門医

 

助教 沖田 綾乃

  • 日本麻酔科学会 専門医・指導医

助教 林 明慶

 

臨床助教 鳴海 進悟

・看護師

 

看護師長 飯島 昌美

      • スタッフ:27名

手術状況

手術件数は年間約3,600件であり、緊急手術は約500件行なっております。
手術室内に設置してある麻酔監視室にて、麻酔科医師が手術室全部屋のモニター(血圧・心拍数・経皮的動脈圧酸素飽和度等)を観察できるようになっています。

手術動向

現在は傷が小さく手術侵襲が少ないことから、内視鏡による手術が増加しており、それに伴い、内視鏡手術に使用する超音波凝固切開装置等の精密機器医療を使用し手術を行なっています。手術室は、病院の中でも特に精密医療機器が多く、また日進月歩で新しく入れ替わるところです。常に最新の精密医療機器と技術で安全・安楽な手術を提供できるよう、医師と連携を図りながら、技術更新に努めております。

術前訪問

手術部看護師は、全身麻酔・脊椎麻酔の手術症例を対象に術前訪問を行なっています。手術室は未知な環境なため、手術前日に患者様の病室へ伺い、手術室の環境等パンフレットやDVDを使用し説明させて頂きます。また、緊張をほぐすためにもお好みのアロマや音楽をかけることも可能です。主治医から病状や手術のこと、麻酔科管理手術は、麻酔方法の説明など詳しく説明されます。私たちは患者様が少しでも安心して手術に臨めるよう心掛けています。

手術室の風景

最初の部屋がこちらとなります。まずここで、事故防止のため、患者様と一緒に、氏名・血液型・手術部位の確認をさせて頂きます。その後、手術室へ移動し入室となります。

次に手術室内となります。麻酔器・救急カート・無影灯・電気メス等は常に設置してあります。各手術室内にテレビモニターが設置されているため、手術をモニタリングすることも可能です。

ここで、主治医・手術室看護師は清潔操作をするため、手洗いを行ない手術へ臨んでいきます。

治療・成績

診療(活動)実績(令和4年度)

全手術件数は、3,688件(全麻1,869件、脊麻209件、局麻1,610件)うち432件の緊急手術が行なわれた。
インシデントレポート報告は162件、(管理レベル1271件、管理レベル20件)であった。また、手術実施報告書は49件であった。
中央手術部運営委員会は12回開催され、安全対策の強化を図るとともに手術部運営の効率化を目指している。

 2022年度
手術件数 定時 緊急 全麻 脊麻 局麻 合計
消化器外科 374 66 430 9 1 440
呼吸器外科 106 20 121 0 5 126
脳神経外科 87 89 138 0 36 174
整形外科 555 184 557 13 169 739
形成外科 41 2 5 0 38 43
腎臓内科 35 2 0 0 37 37
眼科 1322 27 55 0 1294 1349
耳鼻咽喉科 161 5 157 0 9 166
泌尿器科 315 6 163 150 8 321
産婦人科 103 29 92 37 3 132
口腔外科 83 1 83 0 1 84
乳腺科 74 2 67 0 9 76
合計 3,256 431 1,868 209 1,610 3,687