薬剤部

薬剤師募集のためのインターン ( 1日体験 ) 申し込みはコチラから

特色

現在、当薬剤部は22名の薬剤師(および調剤補助員1名)で日常の業務に取り組んでいます。
当薬剤部では、調剤業務、薬品管理業務、病棟業務、製剤・注射剤混合調製業務、医薬品情報業務、治験業務等を行っています。また循環器科、消化器科、代謝内科、緩和医療科、感染症科等でカンファレンスや院内ラウンドに加わりチーム医療を推進しています。地域がん拠点病院でもあるため日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師も2名おり、日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師研修事業の暫定研修施設また日本医療薬学会がん専門薬剤師制度の研修施設(連携施設)にもなっています。

調剤業務

調剤室では、入院中の患者様と一部の外来受診の患者様の処方箋調剤と持参薬鑑別・代替薬紹介業務を行っております。薬剤師は医師が処方したお薬について、用法・用量が適正か併用に問題がないかなどを鑑査します。薬によっては腎機能を確認し、必要に応じて問い合わせをして患者様に適切な薬剤が選択されるように調剤を実施しています。

薬品管理業務

業務として、医薬品の在庫管理(発注・部門供給・返納 他)・品質管理・安全管理・情報管理(出荷供給問題・剤形規格の変更・異物問題 他)などを行っています。
またOPE室・ICU・病棟・外来において薬品管理の定期ラウンドを実践しています。
注射箋の調剤を通じて、医薬品の適正使用(投与方法・投与量・投与速度など)や医療安全の観点から薬学的に介入して、患者さんへの薬剤投与が安全に実施される為に処方監査・疑義照会・配合変化の確認等を日々行っています。

医薬品情報業務

医薬品に関する多種多様な情報を収集して、その情報を薬剤師の視点から評価し、医療現場で役に立つ情報に加工して医師・看護師・医療事務等現場の医療スタッフに提供しています。より良い薬物情報を提供するためには医療スタッフが同一レベルで情報を共有することが必要であり、そのために厚生労働省から発せられる情報、医薬品を製造する製薬会社から届く情報を可能な限り集め、その収集した情報を整理し、現場の医療スタッフにとってわかりやすいように加工して提供する作業を行っています。広く情報を収集することと迅速な情報提供を行うことが求められる業務です。

病棟業務

病棟では、入院患者への服薬指導に加え、医師への処方支援および看護師に薬の安全管理と薬物療法の相談、サポート等を行っています。服薬指導の前には、副作用歴、服薬状況、同居する家族、健康食品の利用状況、OTC薬を含む持参薬、各種検査結果を確認しています。そして医師、看護師等と安全な薬物治療を確保し、退院後の自宅での適切かつ安全な薬の管理ができるよう説明しています。

製剤・注射剤混合調製業務

当院では注射抗がん剤による治療を受けられる患者様の注射薬の調製は入院、通院問わずに薬剤師が全て行うことを基本としています。また十分に食事摂取ができない入院患者様への中心静脈栄養輸液の混合調製も積極的に行っています。さらにその安全な取り扱いを目的に注射用カリウム製剤を使用の際は薬剤部で希釈調製をしています。製剤においては治療上必要な市販されていない治療薬の調製を行っています。これらの調製は無菌設備などの必要な環境下で行われます。

スタッフ紹介

当薬剤部における取得認定

  • 日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師 8
  • 日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師 2
  • 日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師 2
  • 日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師 2
  • 日本緩和医療学会緩和薬物療法認定薬剤師 1
  • 糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 3
  • 日本腎臓病薬物療法学会腎臓病薬物療法認定薬剤師 1
  • 日本高血圧学会・日本循環器病予防学会認定 高血圧・循環器病予防療養指導士 1
  • 肝炎医療治療コーディネーター 1
  • 吸入療法アカデミー認定吸入指導薬剤師 1
  • 腎臓病療養指導士 1
  • NST専門療法士 2

教育

高齢化に加え、地域性や医療施設によって患者様の疾患も様々です。特に当薬剤部では、地域で求められる薬剤師の育成に重点を置いた教育が重要であると考えています。患者様によりよい医療を提供するには、多くの場面で専門の知識が必要になります。当薬剤部では、必要な専門知識の習得と自己研鑽を称賛しており、日本病院薬剤師会また日本医療薬学会、他の各種学会・団体等の認定取得について推奨しています。また認定取得のための学会参加や必須の講習受講に要する費用についても経済的なサポートがあります。また薬学実習生への教育も充実させています。

就職

近年では、病院への就職希望者が減っている中で当施設への入職者は5年連続2.5カ月の薬学実習生がほとんどで、退職者も定年のみとなっています。人財を大切に働きやすい職場作りをモットーとしております。ご興味がありましたら当薬剤部へお気軽にご連絡ください。当面は、業務拡張のため薬剤師募集中です。