HOME > 診療案内 > 各診療科紹介 > 産婦人科

産婦人科

特色

分娩について

2020年10月19日(月)より無痛分娩を再開しております
2024年5月よりご家族の立ち会い分娩も再開しました。

診療理念

地域において信頼される診療科となるべく、医療スタッフ全員が全力をあげて取り組んでいます。

産科診療

総合病院である利点を生かし、小児科医師・関連他科の医師にご協力いただきながら、産婦人科医師、助産師、看護師、コメディカルのみなさんと連携して、安全に分娩していただくことを最優先事項として考えています。そのため分娩時には毎日2名の常勤産婦人科医師が対応できる体制をとっており、新生児に異常がある場合は、速やかに小児科医師が対応できる体制を構築しております。
 平成20年に産婦人科病棟の改築が行われ、分娩される妊婦さんは原則として個室対応となっています。助産師による分娩前の呼吸指導、分娩介助、分娩後の母乳指導、栄養指導、子育て支援を一貫して行います。また予約が必要ですが、希望される患者さんには、硬膜外麻酔を用いた無痛分娩も施行しております。

婦人科診療

婦人科腫瘍専門医である科長を中心に、一人一人の患者さんにあった診療を提案しております。大きな手術が必要な場合は、消化器外科・泌尿器科の先生の協力を得ることが可能で連携の取れた総合病院であると自負しております。悪性腫瘍の診断は時に困難なことが多く、病理医や放射線診断医と定期的にカンファレンスを行うことで、診断精度を高めております。高齢や合併症のある方でも手術を行うこともありますし、放射線治療医と相談の上根治的及び姑息的な治療を行うこともあります。特に外陰癌(扁平上皮癌)においては切らない治療を目指しており、日本においても多数の化学同時放射線療法の経験を有しております。
また良性疾患(子宮筋腫や子宮内膜症、良性卵巣腫瘍など)においては、低侵襲手術をとり入れるようにしております。入院期間もそれに伴い短縮することが可能です。
さらに科長が日本アロマセラピー学会の理事であり、これまでにも多数の研究、報告を行っており、今後婦人科疾患に対する治療、研究を行う予定です。主に更年期障害や月経に伴う精神の不調、緩和ケア治療などを対象に行っていく予定です。

主な対象疾患

産科疾患(合併症妊娠等は中リスクまで)
婦人科がん(子宮肉腫、腹膜がん、外陰癌、腟癌などの稀少がんも含む)
良性腫瘍(子宮筋腫、子宮内膜症など)
月経困難、月経過多、月経前緊張症(PMS)など
更年期障害、骨盤臓器脱、性感染症、外陰掻痒症など
婦人科がん検診、HPVワクチン接種
セカンドオピニオン
*生殖医療(不妊症)は専門医不在のため行っておりません。

スタッフ紹介

科長・教授 二神 真行

専門;婦人科腫瘍学、婦人科細胞病理学、緩和医療学、アロマテラピー
  • 日本産科婦人科学会 専門医・指導医
  • 日本婦人科腫瘍学会 評議員・専門医・指導医
  • 日本臨床細胞学会 評議員・専門医・教育研修指導医
  • 日本アロマセラピー学会 特任理事・産婦人科部会長
  • 母体保護法指定医

 
経歴

  • H8 弘前大学医学部卒業
  • H22米国ジョンスホプキンス大学婦人科病理学講座に留学
  • H24弘前大学医学部附属病院周産母子センター講師
  • H26弘前大学医学部附属病院周産母子センター診療准教授
  • H29弘前大学大学院産科婦人科学講座准教授
  • R4東京医科大学産科婦人科学分野准教授
  • R5東京医科大学茨城医療センター産婦人科准教授

助教 林 元茂

専門;周産期学

  • 日本産科婦人科学会 専門医
  • 日本周産期新生児医学会新生児蘇生法専門コース Aコース取得
  • 無痛分娩関係学会・団体協議会(JALA)カテゴリA取得

助教 鷺坂 誠宏

専門;周産期学、婦人科学

  • 日本産科婦人科学会 専門医
  • 日本周産期新生児医学会新生児蘇生法専門コース Aコース取得
  • 無痛分娩関係学会・団体協議会(JALA)カテゴリA取得
  • 日本子ども虐待医学会研究委員会委員

臨床助教 川島 優貴

  • 日本産科婦人科学会 専攻医
  • 日本周産期新生児医学会新生児蘇生法専門コース Aコース取得
  • 無痛分娩関係学会・団体協議会(JALA)カテゴリA取得

病院助教 村上 楠菜

  • 日本産科婦人科学会 専門医
  • 日本周産期新生児医学会新生児蘇生法専門コース Aコース取得
  • 無痛分娩関係学会・団体協議会(JALA)カテゴリA取得
 

医員 葉梨 真由子

  • 日本産科婦人科学会 専攻医

外来診療

*表は右にスクロールして見れます

婦人科

外来担当医
二神真行教授 鷺坂誠宏助教 川島優貴助教   二神真行教授 当番医

産科

林 元茂助教/
葉梨真由子医員
  村上楠菜助教 川島優貴助教 鷺坂誠宏助教 当番医

専門外来

二神真行教授
(第1.3)
(婦人科腫瘍)
    林 元茂助教
(婦人科中高年)
   

「産婦人科」の休診・代診
 2 3 4 5 6 7
           
9 10 11 12 13 14
           
16 17 18 19 20 21
    産婦人科
 村上 楠菜
     
23
24 25 26 27 28
           
30 31        
           

治療・成績

診療実績(2023年度)

1.外来患者数

    • 初診外来患者数 817名
    • 再診患者数 8,193名
    • 延患者数 9,010名

2.入院患者数

    • 新入院患者数 400名
    • 実患者数 504名
    • 取扱患者 3,232名
    • 平均在院日数 7.1日

3.主な手術件数

帝王切開術(緊急帝王切開) 33
帝王切開術(選択帝王切開) 21
子宮全摘術 14
子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹によるもの) 22
子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) 3
子宮悪性腫瘍手術 6
腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 2
子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 3
子宮鏡手術(ポリープ•子宮筋腫) 3
子宮頸部摘出術(腟部切断術を含む。) 14

助産師による外来

平成25年5月1日より

 

~助産外来とは~

助産師が医師と連携しながら、正常に経過している妊産婦さんの妊婦健診を行います。
妊産婦さんだけでなく家族の意向も尊重しつつ、希望に沿った出産の準備ができるようにお手伝いをさせていただくシステムです。

助産外来日:

    • 毎月・水・木・金(完全予約制)9時~11時30分(1日6人まで)

場所:

    • 当院外来棟2階 助産外来室(産婦人科外来待合室奥にあります)

予約方法:

    • 産婦人科外来受付または電話での予約も可能です。
      (妊婦健診の際に次回の予約をお取り致します)

費用:

    • 妊婦健診の受診券を使用出来ます。その他の費用はかかりません。

担当者:

    • 産婦人科病棟・外来担当助産師

助産外来の内容

妊婦健診(子宮底、血圧、体重測定、胎位、胎向・胎児心拍数と位置、その他妊婦の全身状態や表情などの観察、尿検査結果の確認)
妊娠期の保健指導

ベビーマッサージ教室のご案内

~ベビーマッサージ教室とは~

お子様の健康増進のための中医学家庭療法を使い、子育てに大切な柱「ふれあい(タッチ)」、「わらべうた」、「絵本」を取り入れ、母と子の愛着形成に役立つマッサージを行う教室です。また、育児のご相談や体重測定も行います。自然な子育てで、仲間と楽しく交流を持ちながら学びましょう。

日時

    • 毎月第4火曜日 10時~11時30分

場所

    • 母親教室

対象

    • 原則として、当院で出産された生後2ケ月~9ヶ月のお子様とそのお母様 1回4~5組(予約制)
      ※当面は、当院で出産されていない方も参加希望の相談に応じます。

予約方法

    • 産婦人科病棟にお電話下さい

費用

    • ¥2,000(税別)

担当者

    • 産婦人科病棟助産師

~ベビーマッサージ教室の内容~

    • 絵本の読み聞かせ
    • ママズケアのベビーマッサージ
    • 育児相談
    • 体重測定
    • お母様同士の交流会

 

お問い合わせ先:

産婦人科外来受付(029-887-1161(内線)7593)
東京医科大学茨城医療センター 看護部 助産師

分娩・出産